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恩田氏 - 作品一覧


恩田氏 - 文学賞受賞作・候補作一覧

  • 第20回山本周五郎賞(平成19年)『中庭の出来事』
  • 第59回日本推理作家協会賞(平成18年)『ユージニア』
  • 第26回吉川英治文学新人賞(平成17年)『夜のピクニック』
  • 第2回本屋大賞(平成17年)『夜のピクニック』
  • 第133回直木賞候補作(平成17年)『ユージニア』
  • 第134回直木賞候補作(平成17年)『蒲公英草紙―常野物語』
  • 第14回山本周五郎賞候補作(平成12年)『ライオンハート』
  • 第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作(平成3年)『六番目の小夜子』

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恩田氏の特徴 (管理人の個人的意見)

    我々は合理的な解決や、あっと驚くトリックを待っているわけじゃない。そりゃ、そういったものがあるにこしたことはないけどね。でも、それより大事なのは、わくわくするような謎が横たわり、それに呼応する大きな答を予感させる物語が現れることなんです。
    読者はこういう風なこころ持ちで本を読むといいよ。と作者が教えてくれているような気がしています。この一節を読んで以降、私はこういう風に読むと恩田さんをより深く、楽しんで読めるような気がするのです。 すっきりとした解決がほしい!という人よりは、ミステリアスでノスタルジックな世界に浸り、その中で予感を楽しむという人の方が向いていると思います。
    また、同じ、三月は深き紅の淵の「回転木馬」に以下のような一節があります。
    彼女にとって、重要な、極めて個人的なテーマはずばり「ノスタルジア」である。あらゆる意味での懐かしさ。それは心地好く切ないものであるのと同時に、同じくらいの忌まわしさにも満ちている。(中略)その感覚をなんとか目に見えるものにしようと、彼女はワープロを前に悪戦苦闘するのである。
    上記「回転木馬」は恩田さん自身を彼女という人称で書いた例外的な作品であり、彼女自身の特徴を自ら宣言(独白)している箇所であると管理人は思います。

 

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