エンドゲーム―常野物語
「常野物語」の最新作。
「裏返さ」なければ「裏返される」??
正体不明の「あれ」と戦い続けてきた拝島親子。
だが母が倒れ、残るは一族最強の力を持つ娘だけに。
息もつかせぬ展開の果てに、驚愕の真相が明らかに!
蒲公英草紙―常野物語
舞台は20世紀初頭の東北の農村。
旧家のお嬢様の話し相手を務める少女・峰子の視点から語られる、不思議な一族の運命。
時を超えて人々はめぐり合い、約束は果たされる。
切なさと懐かしさが交錯する感動長編。
光の帝国―常野物語
膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。
穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。
彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。
優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。
タイトルの帝国という言葉から連想するとはじめは「おっ今度はドンパチものかあ〜」なんて考えたが違っていた。ここではミサイルも戦闘機も将軍も兵士も出てこない。出てくるのは東北にあるというある能力をもつ一族だ。
この一族をめぐる運命が物語の大きなテーマとなっている。
ん〜吸い込まれるようなおもしろさがある。
昔話で聞いたことあるようでない物語がここにあり、それが非常に心地良い。
SFサスペンスという表現が合っているのかもしれない。
ただ面白いだけではなく、なにかを考えさせられる小説だった。






